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2025/08/13 16:50
先日、新しい取引先であるユカ・セレクション(Yuka Selections)さんのシャンパーニュを7月に試飲しましたので、その感想と言いますかレポートとなります。
ユカ・セレクション(Yuka Selections)
ユカ・セレクションさんはブルゴーニュとシャンパーニュ専門のインポーターで、アイテムのセレクトはもちろんのこと、状態の良いワインということで非常に評判でもあります。実は前職の関係でユカ・セレクションさんが契約している倉庫会社の設備等も良く知っているので、品質管理の部分は取引前から信頼はありました。そして実際に試飲してみて確信に変わりました。素晴らしい品質でした!
どのワインも劣化したものは残念ながら飲むに堪えない風味がしますが、シャンパーニュは特に厳しいものがあります。雲泥の差と言っていいほどです。(本来、シャンパーニュにナッツ香なんて無いですから...。)
まあ、品質状態の話をこれ以上続けるとテイスティングレポートにならないので、ここからは試飲したシャンパーニュのコメントをしていこうと思います!
テイスティング・レポート

試飲したのはこの4生産者。左から順に、
●ヴィラ・ボン・アクイユ(ヴァレ・ド・ラ・マル地区/ヴァンディエール村)
●ルクレール・ティフェンヌ(コート・デ・ブラン地区/アヴィーズ村)
●R.ダヴィド・フェーヴル(ヴァレ・ド・ラ・マルヌ地区/アベルヴァル・スー・シャティヨン村)
●クレテ・シャンベルラン(コート・デ・ブラン地区/ムーシー村)
各メゾンから1本ずつ用意して試飲してみました。写真の並びとは違いますが、当日の試飲順にご紹介していこうと思います。

品種:ピノ・ムニエ 100% 2017年~2019年の葡萄を使用。ドザージュ:1.5g/L
シャンパーニュではまだ希少な除草剤や化学肥料を減らした栽培に挑戦する新しい生産者。一部を除いて全てステンレスタンクで発酵・醸造(MLFは有)。香り立ちはとてもフレッシュな印象、赤リンゴの蜜のような風味の中に僅かにフェンネルの香りが溶け込んでいます。口に含めば綺麗な酸とミネラルが涼やかに喉を潤していきます。

NV レ・ダナイド / ヴィラ・ボン・アクイユ ※試飲時の写真撮り忘れました
品種:ピノ・ムニエ 100% 複数年をソレラ形式でアッサンブラージュ。ベースワインは2018年主体 ドザージュ:2g/
樽発酵・樽熟成ということもあり香りはリッチで華やか。赤りんごの蜜にアプリコット、オレンジピールのニュアンスも感じられます。伸びやかな酸があり、重たすぎず軽すぎず、絶妙なバランスの味わいです。

品種:シャルドネ アヴィーズ村のグランクリュ100%、ベースワインは2018年主体、ドザージュ3g/L。メゾン・ド・スーザで醸造した最後の年。樽熟成40%。
アヴィーズ村のグランクリュを中心に僅か4haを所有する極小レコルタン。クリーミーな泡と共に白い花や洋梨の蜜、優しい甘い香りがいっぱいに広がっていきます。酸にはしなやかさがあり、まるで光を帯びた優しいヴェールのようなシャンパーニュです。

品種:シャルドネ 瓶内熟成70ヶ月 ドザージュ1g/L ステンレスタンクで10〜12日間発酵
コート・デ・ブランとマルヌ渓谷に畑を持ち、所有する88区画毎にそれぞれ醸造。3種のカテゴリー、全部で11種のキュヴェがありますが、こちらはCDBシリーズ(コート・デ・ブランのシャルドネに特化したシリーズ)の内の一つ。
トップノートにレモンのような柑橘、そして石灰質系のミネラルがしっかりと香りの一部として感じられます。とにかく酸の質が素晴らしく堅牢な印象が在りながら飾らない上品さ、凝縮感のある果実味をこの酸が支えることで余韻の長さ・奥深さを楽しめます。2日目がおススメとのことですが、1日目からでも十分にレベルの高さを感じさせてくれます。
ちなみに、試飲会参加された方の中ではルクレール・ティフェンヌが人気でしたね。個人的にはヴィラ・ボン・アクイユも個性がはっきりとしていてお好きな方も多いのではないかなと思っています。
どれも素晴らしいシャンパーニュです!ご興味が出た方、店頭やオンラインショップで販売しておりますので宜しければ是非お試しください♪